楽天KOBO:三遊郭中編文学集 ４
真理さんへ
華金ですよね。
スピッツ / 紫の夜を越えて
私の最近の幻覚幻聴は、「ドローン撮影」という感覚が当たり前になってからの感性が作ったものなのは明らかでしてね。幻覚幻聴作成現場では、ドローンアングルは欠かせない物なのでありましょう。当然、哺乳類の我々には、滅多にそういう体験は無い訳で…。幻覚って、はなから人類の自然観から、外れている世界なのですよね。私は自分の船をこういった形で表現することは殆ど無い訳で…。
実は、そういった前提作風が壊れてしまっているのが、今回の小説の実際でして、それを正常な観念に戻すのに凄く疲れる、現実観があるわけでして。そう考えると、植工空間も、普通の世界ではないのかもしれません。可能なことと、快適さは、少なくとも同じでない場合が多いから…。
ですから、ドローン以前以後の幻覚は、全くカメラアングルが違うのです。そうやって考えると、精神科医の主張って、可笑しかったりするのですよねぇ。
ですから、真理さんも幻覚幻聴が当たり前だった場合は、はなから空を飛んでいる世界である場合が多いのでしょうかねぇ。
幻覚幻聴に対する強気姿勢が、そのままの現実の人間関係での強気姿勢で出てしまっていて、人との会話が成立していない場合があるのかなあ？ でも私の作品は全て読んで頂けているようで、それには物凄く感謝しております。面倒臭くはありませんか？
ははは…。学問として、三遊郭研究とか、生じるのでしょうかね？ 笑 私と言う人間は、真理さんにとっては、写真写りからの三川認識でありましょう？ まあ、現実に会った時の私でも退いてしまうのでしょうけれどもね？ もうお爺ちゃんだから…。私がワークフロア清柳に通い始めたのは４６才だったかしら？ ４０歳代の脂ののった時期に、小説を書かなかったのは、自分の生涯の中で、最大の失敗だったと、最近気づきましてね。真理さんも結婚してしまいましたしね。私ははなから論外だったのですってね？ イエスにとって、私は反面教師だったから、この世の話が成立しているのでしょうかね？ 何か常に否定されているような気がするのです。それって家族感情なのでしょうかね？ この世はついに、端から論外扱いでして…。単に戦争に従軍すれば、こういう来世ですよという真面目な話なだけなのですが…。とにかくイエスは何をやっても、私より実力が上なのですって…。それも幻覚幻聴を視ながらの判断らしくって…。一体、真理さんとイエスは、私のどんな現実を、幻覚で視ていたのでしょうかね？ いつもしょぼくれた夫、父でしたでしょうか？ 他の息子と娘は、私を素直に父と思って、信じていてくれたのに…。馬鹿にしながらでも、ユーモアを忘れない、人物たちなのですけれどもね…。イエスは私を完全否定するのですよね。
父を認めないというのは、性癖なのでしょうね？ 私にも大いにその傾向が、あるのでありましょう。多分、そこにも遺伝的な何かの欠落があるのかもしれません。とにかく、世の中を前にして大口を開かないでいようとは、思うのですけれどもね。
私は来世、真理さんを馬鹿にする人間には、ならないでいようと思いますよ。でも真理さんが大きく勉強をして、体育をし、世の中を闊歩して歩く時が来たら、そーっと私の著作権は全て返却して欲しいな。真理さんはお父様が頑張って、真理さんに常に最高の学問を授けたのだから…。きっと今度は、自分でオリジナルが持てますよ。
まあ、人生の苦しみを競う心算でいたのでしょうかね？ 何か負けず嫌いとも違うようですね？ 私の息子娘たちは、全員新約聖書を糧に生きていくそうですから…。私はずーっと達磨さんでいますよ。異教徒の人でいようと思っております。
私にもとうとうバツ１が付いたかぁ。あゝ、そうでないかもしれないけれども…。また長い独身時代に戻るのかな？ 考えれば、それが奇跡か？ 誰をも地獄に感じさせる、毒かもしれない。
今日はどういった仕事をしようかしら？ やはりマーケティングの勉強かしら？ あゝ、三川森児童文学集の表紙づくりをしようかな？ 大人と言う自分ばかりが、成立していくのですよね。現実世界は…。
中々、全てを捨てて、また初めからやり直すというのは、難しい。まあ、来世の目標ですね。何もかもなくしたところから、再度始めよう。その前に、修行を貫徹するから、そういうことが可能になるのであろうけれども…。
そもそも、民主主義か帝政かの論議すら、面倒臭い。
https://books.rakuten.co.jp/rk/3a098ed8a38938b8863a9b8b1d0d05e7/?l-id=search-c-item-text-01
楽天KOBOでの書籍販売がスタートしました。端から実らぬ恋心を描いて、無念ですが…。今書きかけの物を寝かせて、三川 森ものを推敲します。もういきなり６０歳代の身体になったような気がします。コロナを避けきれなかったかなぁ。
少し明日は長くゆっくりと、寝ていようと思います。疲れた。
もう何もかもが、駄目なような気がします。
またね。
愛しております。
